海外で日本語教師になる【就職活動②】

就職活動

前回の記事では、求人への応募について、気をつけることなどについてお話ししました。
海外で日本語教師になる【就職活動①】

とはいえ、実際にイメージしにくいかと思いますので、
今回は私の体験談をお話ししたいと思います。

私は台湾にある3校の日本語学校の求人に養成講座修了後すぐに応募しました。
1校の学校は未経験者は採用しないとのことで、書類選考で落ち、
2校の学校に内定をもらいました。

まずは、実際に渡航を決め、勤務した学校についてお話ししたいと思います!

 体験談①


私はオンライン求人サイトで求人を探し、
応募したい学校のホームページを見たり、
フェイスブックを見たりして、念入りに調べました。

応募先の学校は分校があったり、日本語教師以外にも韓国語教師も在籍していたり、
ある程度の大きさの学校だということが分かりました。
また、月に一度くらい交流会などをやっていて、
その写真などを見て雰囲気などがわかったので、応募しました。

書類選考に通った後、模擬授業はなく、面接のみ(オンライン)でした。
もちろん、基本的な面接時の質問はされましたが、
多くの時間を私の不安をなくすために、お話しをしてくれました。

私にとっては、その面接で不安が消え、
頼れる方がいらっしゃると感じたため、その学校に決めました。

台湾の場合、日本語教師として労働ビザを取得するのは渡航後でも可能です。
私は観光ビザで入国し、現地でビザの切り替えを行いました。

そのため、渡航日を相談し決定後、
①航空券予約(自費)
②荷物を送る
(当日運べない物は航空便で送りました。)

という簡単な準備しかしていません。
住居は学校が紹介してくれた所へ台湾に到着した当日に向かい、契約。
(即日契約&入居できるのです!もちろん学校と不動産の信頼関係もあると思いますが。)

当日の流れも説明をされていたので、スムーズに台湾での生活を始めることができました。

 体験談②

上記の学校以外にも、もう1校内定をいただきました。

正直、そちらの学校の方が知名度も高く、経営者も日本人の方だそうで、安心できそうな学校でした。

書類選考に通った後、その学校も模擬授業はありませんでした。
そして、日本での面接が可能(面接官の方が日本に戻ってきていたので)だとのことで、
実際に対面で面接を行うことになりました。

しかし、当日約束の時間を過ぎても面接の方が現れず、
しばらくすると連絡があり、「遅れます」とのことでした。
どのくらい遅れるのか分からなかったため、ずっと待っていたのですが、
結局、「今着きました。」と連絡があったのは1時間以上経ってからでした。
また、面接の場所もなぜか変更され(?)、移動しなければなりませんでした。

面接は一般的な質問と台湾での生活などについてお話しがありました。
特に問題もなく、面接が終了し、内定を頂きました。

しかし、面接の際のことがあったので、
実際に台湾に行ってからもきっと同じようなことがあるのだろうな・・・と思い、
辞退しました。

実際に渡台後、そちらの学校の方と知り合いになったのですが、
教員の出入りが激しいようで、1年ほどで辞めてしまう方が多かったようです。

 まとめ

以上が私の体験談です。
今どんな学校にしようか悩んでこのブログにたどり着いた方がいらっしゃるならば、

①その学校についてよく調べること。
②不安をなくすこと(質問などをする)。
③少しでも不安なことがあれば、一度よく考える。


をぜひしてみてください。
海外に行ってから、困ったな・・・ということになると大変です。
(実際に給与が払われない、ビザがおりない、などの問題もあります。)

国内での就職先選びももちろん注意点がありますが、
海外の場合は問題が発生すると国内より大変です。

しっかり調べ、考えてから就職先を決めましょう!
みなさんが楽しく海外での日本語教師生活を送れるといいなと思います。