日本語教師になるなら、海外?国内?【海外の魅力編】

日本語教師になるなら、海外?国内?【海外編】 海外で日本語教師をする

「日本語教師になりたい!」
と思って、資格を取り、次は就職活動!!

さて、海外での就職を選びますか?
それとも、国内での就職を選びますか?

どちらを選ぶかによって、仕事内容が全然変わりますよ。

私はどちらも経験をしましたが、
どちらにも魅力(大変さも・・・)がありました。

どちらにしようか迷っている・・・という方にとって、私の経験が少しでも参考になれば幸いです。

 働く環境 【好きな国で働ける】

なんといっても海外で働く魅力は好きな国に住めるということです。

休日は思いっきり海外生活を満喫できますし、
その国の言語を身につけやすかったり、友達作りができたりします。

 教えやすさ

教える場所(日本語学校、企業など)にもよりますが、
日本国内で教える場合、生徒さんの国籍は様々です。

よって、母国語もそれぞれなので、
多国籍クラスの場合は漢字が分かる生徒さんもいれば、
漢字が全く分からない生徒さんもいます。

また、政治的、宗教的に避けるべき内容も様々なので、
準備や教える際にいろいろなことに注意をしなければなりません。

一方、海外であれば、生徒さんの国籍は共通していますので、
共通した項目に注意をすればいいだけです。


この作業があるかないかで、準備の負担も全然違いますよ!

 仕事内容

学校によって内容に違いはあるとは思いますが、
一番大きな内容の違いは(日本国内の日本語学校と比べた場合)、

進学指導やビザ手続き、生活サポートなどの日本語教育以外の仕事がないこと」です。

日本国内の日本語学校はこれらの仕事が半分(!?)と言っていいほど多いんです。
(もちろん、学校によりますよ。)

海外の学校では「日本語を教える」ことが主な仕事ですので、
それ以外の仕事は(私の場合)ほとんどありませんでした。

 学習者のモチベーション

日本語教師の何が大変かって、準備ですよね。

もちろん好きでやっているので、
1人でも熱心に参加してくれる学習者さんがいれば十分なのですが、
海外の場合だと、私自身が「外国人」なので、
私との授業の時間が唯一「ネイティブの日本人と話せる時間」です。

そのため、私が台湾にいたとき、ほとんどの学習者さん(子供は除きますが・・・)の
モチベーションは高かったです。(社会人が多かったこともあると思います。)

日本国内ではいろいろな背景を持っている生徒さんがいるので、
特に留学生の場合などは、このモチベーションの問題があります。
(モチベーションを上げていくのも大切な仕事の1つですね。)

 まとめ

以上、4点が海外で働く大きな魅力だと思います。

もちろん、海外でのちょっと残念な点もありますので、
国内編ではその海外の残念な点についても触れながら
日本国内で教えることの魅力についてお話ししようと思います。